4歳児と1歳児を持つママの与論島での保活事情

こんにちは!レイです!
私は現在4歳と1歳の子どもがおります。
与論への移住前、埼玉では上の子を年少さんから幼稚園に通わせ、下の子は自宅で私が保育をしていました。
旦那と相談し、与論へ移住したら2人とも園へ預けることに。
その際、ど田舎かつ離島のヨロンでの私たちのリアルな保活事情をお伝えしたいと思います。

保活時点の我が家の状況

旦那:会社員
私:開業準備
上の子:4歳(今年度5歳、幼稚園でいう年中)
下の子:1歳(今年度2歳)
2021年4月に移住。
別世帯で同居の義両親あり。

与論のこども園の現状

与論にはこども園は全部で4つあります。町立が3園、私立が1園です。
町立のうち1つの園が、今年度(令和3年度)から支援級のみの園になりました。
その為、支援級に進まない場合の選択肢は3つになります。

町立と私立の違い

保育時間

保護者にとって、保育してもらえる時間は1番大事な要素です。
町立のこども園は基本18:30までの預かりですが、私立のこども園は21:00までの延長保育が可能なようです。

通園バス

また、私立は唯一通園バスがあるこども園。
(ちなみに園バスはトーマス!車道をトーマスが走る鉄道のない島ヨロンです!笑)

町立には園バスはありません。保護者が園まで送り届け、お迎えに行く必要があります。

保育時間・園バスの有無で違いがあるため、私立のこども園は働く保護者のニーズが高く、比較的入園の希望人数が多い傾向にあるようです。
また私立の園には少し特色があり、キリスト教の精神に基づき教育を行なっている園で、英語教育にも力を入れています。

現在は島全体的に子どもの数が少ないため、どの園も1学年1クラス体制。

移住前に与論保育情報のリサーチ

リサーチといっても大したことはしていません。
前回保活をした埼玉のように保育園の選択肢がたくさんあるわけではなく、現状4つ(支援級の園を除くと3つ)の園という少ない数ですし、上の子の幼稚園選びのときに「幼稚園の雰囲気や教育方針も大事だけど、家から1番近いのが1番良い」という話を聞いていて、実際に移住前は1番近い幼稚園に1年間通わせており、特に不都合や問題はなかったので与論でも1番近いところが良いかなと考えていました。

また、義実家(移住後の自宅)から1番近いこども園は、町立の園でいずれ入学する小学校と同じ敷地にあります。
なので新1年生になったときも、通学路や学校にすぐに馴染めて子どもへの負担も少ないのではないかとという思惑もありました。

ですが町内4つの園しかありませんので、一応全部の園について移住前にさらっと調べました。

役場HP・WEB検索

まずは、与論町のホームページで島の保育施設の情報を確認!
これはどの地域のパパママもやりますよね?
しかし、情報はちゃんとでてくるものの、そのページの最終更新日を見てみると『2009年』…10年以上前😱!
果たしてこの情報は現在の状況に沿っているのか?少し…いや、かなり疑問が残ります…。
(地元の人は、HPなんぞ見ずとも情報は得られるんでしょうけど…)

町立の1つの園が支援級のみの園になったと前述しましたが、それも更新されていませんでした💦
町立の各園の名称で検索しても、最終更新2009年の役場のページか保活に関係のない求人情報しかヒットしないので、そこらへんはちゃんとこまめに更新してほしいところです。

そして町役場のHPには私立のこども園の情報は出てきません。
私立の園については名称で検索すれば、園のHPがヒットし情報が見られますが、その名称を知らないと検索できません…。
島に知り合いがいないと分からないのでは?と思います。

旦那・義両親に確認

地元民である旦那に保活のことを聞いてみると…
「与論の人口も減ってるし少子化だし、希望すればどこでも入れるんじゃない?」とのこと。
本当か…?
義両親に聞いてみても「少し前は保育士さんが少なくて受け入れできない、みたいな時期もあったけど、町立だったら今は大丈夫なはず。」ということで、それを信じて移住前の保活はこれにてあっさり終了(笑)

移住後の保活の流れ

移住前は、ほぼ何もしていませんね(笑)
移住後から、本格的に動き出します!

役場で相談

与論に移住後、住民票を移す手続きのため役場へ。
そのついでに、こども園に入れたいことを伝えて、担当の方とお話しました。
当時、私立のこども園はすでに定員に達しているとのこと。
入園を希望するところはあるか聞かれ、1番近いこども園を伝えました。
ただ担当者の方は「見学に行っていないなら、1度見学に行ったほうが良い。入ってから『やっぱり合わなかった』と、転園する方もなかにはいる」と仰っていたので、希望の園の見学へ行ってから正式に申し込みをすることに。
入園申請の必要書類を受け取り帰宅しました。

通わせたいこども園へ連絡し見学へ

後日、見学をしたいと電話をしたところ「今の時間、11時まで園庭で子どもたちが外遊びをしているので、今からどうですか?」とのこと!
「え?今日すぐ行っていいの??」とびっくりしました。
埼玉では、ほぼどの園も見学できる曜日と時間が決められていて事前に予約の電話をしなきゃいけない園がほとんど…(と言うか基本どの都市もそうだと思いますが)
さすが離島、というか人口減少している田舎はそうなのかな?
車で3分、すぐ子どもたちを連れて見学に行きました。

島の子どもは少なく、園庭では5歳児から0歳児までみんなで一緒に遊んでいました。
上の子が入園した際に入るクラスの担任の先生が、うちの子に声をかけてクラスの輪に入れてくれて、早速お友だちと遊んで楽しそうにしていました。
園児たちが給食の時間になり、私たちも帰ろうとしたところ「給食一緒に食べたかった!帰りたくない!」と泣き出しちゃうくらい打ち解けている…恐るべしお子たち…!

そして先生たちも気さくで話しやすそうな方たちばかり。
上の子はもう同級生とお友だちになっているし、旦那の同級生の子どもも何人もいる。
なおかつ旦那の子供時代の幼稚園の先生が園長先生だし、旦那の同級生がここの保育士さんだし…(なんという世間の狭さww)
ここにしない理由がみつからないと思いました。
園長先生に「いつから入園希望ですか?」と聞かれ、入れるならすぐにでも、とお答えしたところ「先生の人員の確保も必要なので調整して連絡します」とのことで、入園に必要な物のリストや園に提出する書類などをもらって見学終了となりました。

書類提出のため、再度役場へ

書類を揃え、役場へ提出へ。
その時、希望の園の見学をしたこと、入園する日については連絡待ちであることを伝え終了。

園から連絡

4月○日から登園してOK!との連絡をいただき、すんなり入園。以上。
移住後、保活に動き出してから10日目で入園できました!!

都市部での保活との違い

都市部での保活は、たくさんの園の特色を調べ吟味し、何園も何回も見学に行ったり、子どもが入園する年度に何歳が何人入園できるのか調べ、現状空きはあるのか確認し、どの園を第1希望にするのか悩み、そして申し込みをしてから結果発表まで不安な気持ちで待つ…

移住前の埼玉で、第1子の育休中の保活はそんな感じでした。
そして見事に全部落とされ、育休を延長。
結局、私は復職できずに退職しました。

与論での保活は、埼玉での保活で苦労したことは何ひとつしていません!!
違いすぎて「本当にこれで大丈夫なの?これでこども園入れるの?」と不安になるくらい。笑
そもそも、現在の我が家の状況で都市部であれば下の子は絶対入園できていなと思います!!
田舎最高!与論最高。

唯一、与論での保活のデメリットをあげるとしたら、園の情報を島の外からでは得にくいところ。
埼玉では役所に入園希望の相談に行くと、もらえる大量の資料の中に地域の全保育所の最新情報が載った分厚い冊子が入っていましたので、その点だけは都市部の方がちゃんとしていますね😅
(私は旦那や義両親から情報が得られ、移住前に役所に聞くということをしなかったので分かりませんが、役所に直接連絡をすれば最新の資料をもらえるのかもしれません…)

まとめ

時系列

役場で相談してから登園開始まで大雑把な時系列はこんな感じでした。

1日目(金曜日):役場で相談
4日目(翌週月曜日):こども園に電話し即見学
6日目(水曜日):役場に書類提出・園より入園日連絡
10日目(月曜日):登園開始

上記以外にも就労証明などの提出物を届けに役場へ行ったり、入園の説明(担任と顔合わせ・持ち物の確認など)を受けに園へ行ったりしていますが、いずれも上記の10日間内で行なっています。

「えっ?こんなにすんなり決まっていいの?上の子はまだしも、下の子もOKなの??本当に??だって私、無職のようなもんだよ…」というのが島内保活の率直な感想です(笑)
※『開業準備or求職中』で保活した場合、開業・就業が決まったら、開業届や就労証明書などの提出が必要です。

離島の保活、楽ちんです。田舎万歳!

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